イタリアを知って日常のストレスを忘れよう

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サンタルチア キリスト教の殉教者・・・その3

 みなさん、ブオナセーラ!!

 さてサンタルチアの生涯の完結編です。


 彼女は厳しい拷問を受け、棄教か死かの

 選択を迫られますが、最後まで彼女は

 決してキリスト教への信心を棄てることは

 なく、それなら私はここから一歩も動き

 ませんと宣言しました。


 屈強の男が数人がかりでルチアを引き立て

 たり、軍隊が動員されて何十人がかりで

 動かそうとしたり、縄を掛けて、牛を

 何十頭も仕立てて、引こうとしましたが、

 それでも動きませんでした。


 最後にはとうとう千人の兵隊と千頭の牛で

 引いて行こうとしましたが、それでも

 ルチアを動かすことはできませんでした。


 まあこれは、本当に動かなかったということ

 ではなく、彼女のキリスト教に対する、

 意思の固さのことを、例えているんだと

 思います。


 そこで仕方なくルチアは、その場で処刑されて

 しまうことになってしまいました。そして刑吏が

 彼女の喉を引き裂きましたが、血を流してもな

 おルチアは大きな声でこう叫びました。


 「みなさんにお知らせがあります! 今日キリ

 スト教徒を迫害していたディオクリティアヌス

 帝がその地位を追われました。迫害は終わり

 を告げたのです。そして私はこのシラクサの

 守護者となるでしょう」


 彼女の声が終わらぬ内に、ローマから使者が

 到着し、彼女の言葉を裏付けました。ルチア

 は重傷を負いながらも、それでも一歩も動き

 ませんでした。


 そしてそのままそこで亡くなり、その場に墓が

 作られ、その場所に教会が建てられました。


 聖ルチアはその名前が光という意味であるた

 め、現代では目の見えない人の守護神として

 崇められており、目の手術などを行うときにも

 その無事を祈って祈りが捧げられることもある

 ようです。


 また、その名がLux(光)に由来することから、

 暗闇を照らす光の守護神としても位置づけら

 れています。


 聖ルチア(サンタ・ルチア)の生涯を知って、

 みなさんはいかがお思いになられたで

 しょうか!


 世の中には、とんでもない人生を生きた人も

 いるんですね。ではまたチャオ



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サンタルチア キリスト教の殉教者・・・その2

みなさん、ブオナセーラ!!

サンタルチアの逸話には、他にも恋人が彼女の

眼の美しさのため息絶えそうなため、自らの目

をえぐった。そのことで、男は信者となり、

目は治ったというようなまことにマユツバも

のな話しもあります(笑


さらに、さらに、彼女の美貌に惹かれて多くの

求婚者があったため、それを退けるために、

自ら目をえぐってしまった。


しかし神の力により奇跡的に治ってしまった

という、これもまた信じがたい話しでは

ありますね・・・


このように、彼女は目をくり抜かれたことで

有名でありますが、もっとも信憑性の高い話し

には、目をくり抜かれるという話しはありま

せん。


そのお話しをしましょう・・・


彼女はシラクサの人でしたが、聖アガタ

(祝日2.5)の噂を聞き、病気の母の快癒を

祈るため、母と共にシチリア島のアガタの

墓を訪れました。


親子は神に祈り、そして聖アガタの墓の前で、

また母の治癒を祈りました。


その後ルチアは突然眠りに落ち、夢の中に

聖アガダが現れて、ルチア自身が母を癒やす

力を、持っていることを、告げられました。


そしてその言葉の通り、母の病気は完全に

よくなっていたのです。


ルチアは感激し、神に身を捧げ、自分たちの

財産も、全て神様の意思に従って、貧しい人々

に分配してしまおうと考えました。


親子がたくさんの施しをしていると、ルチアの

婚約者が、慈善事業のやりすぎは、財産をなく

してしまうと、心配して忠告しました。


ルチアは、もっと有利な財産を見つけたので、

それを手に入れる為にしているので、あなたも

手伝って下さいと、逆に説得しました。


ルチアが言ったのは、神の国へ行くための財産の

ことでしたが、そうとは気がつかない婚約者は、

それではと親子を助けて、益々貧しい人々を

救う事業に力を入れました。(まあ、普通は気づ

きませんよねえ)


そうするとあっという間にルチアと母の財産は

無くなり、二人は無一文になってしまいました。


そこまできてルチアの婚約者は、自分がどうも

だまされたらしいと気付き、怒ってルチアを、

禁じられているキリスト教徒であるとして、

知事に訴え出ました。


裁判に掛けられたルチアは、頑として改宗を

拒否しました。

拒否したルチアに待ち受ける試練とは・・・

つづく



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サンタ・ルチア キリスト教の殉教者・・・その1

 
 みなさんヴオナセーラ!!

 サンタ・ルチアというと、歌を思い出す人も

 いるのではないでしょうか!」

 あの「♪サンタールーチーアーー、サンターー

 ールチーアー♪♪」と歌うのんびりとした、

 メロディは、一度聞くと頭からはなれませんね


 この有名な歌は、ナポリ民謡として親しまれて

 います。歌われた場所はサンタ・ルチア港とい

 うナポリにある小さなただずまいの港です。


サンタ・ルチア港 


クリックすると拡大します↑




 そして歌われている内容が、サンタ・ルチア

 という実在したといわれる聖人です。


 サンタ・ルチアのサンタとは、聖なるという

 意味なので、「聖ルチア」ということに

 なります。つまりルチアという人の名前

 なんですね。


 彼女は304年のキリスト教迫害のときに、

 殉教しています。


 彼女はイタリアでは、特に南の方では、

 絶大な人気があります。

 それは、彼女がキリスト教徒として、

 歩んだ悲しい話が伝えられている

 からなんです。


 彼女の話しで、一番有名なのは、母親の

 難病が、祈りで奇跡的に治ったため、

 これをきっかけに、キリスト教の信者に

 なりました。


 この時代、ローマ帝国の勢いが衰え始め、

 反対にキリスト教がその勢力を拡大し

 始めていた頃でした。


 ローマ皇帝崇拝を、拒否していたキリスト

 教信者は、ネロ帝から始まった迫害の下に、

 さらされていき、その迫害の規模が、最も

 大きかったのがディオクレティアヌス帝に

 よるもので、キリスト教史上最も多くの殉教者

 を出しました。


 聖ルチアも密告・捕らわれ・厳しい拷問を

 受け殺されました。この拷問の中で、彼女は

 目をくりぬかれ、聖ルチアは目の見えない人

 の守護神として崇められています。

 これが、一般的に知られる話しです。

 ではまたチャオ・・・つづく



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